林勝倫氏が最も得意とする
潮州料理のひとつ。
この料理は、豆腐の性質、
浸ける塩水の濃度、水分の含有量、
揚げる温度によって
出来上がりが変化するので、
見た目以上に技術を要する一品である。

 
 
■材料
木綿豆腐 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1丁(160g)
(450g:12両)

●調味料
水 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 800cc
塩 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 24g
◎淮塩 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 適量


■作り方

1. 豆腐は1.5cm角に切り、調味料の水と塩を混ぜ合わせた中に45分間浸ける。
 豆腐は、新木綿といわれる少し柔らかい木綿豆腐がよい。塩分が少ないと豆腐の甘みが失われるので注意する。
2. 穴の空いた鉄板にのせて20分間蒸し、とりだして冷ます。
3. 豆腐をザルにのせて冷蔵庫に入れて一晩おき、水分を抜く。
 豆腐の水分を抜きすぎないのがポイント。
4.豆腐に水少量をふりかけ、中温の油に入れ、温度を徐々に上げてきつね色になったら取り出す。
 最初の温度が低いとカリッと揚がりにく いので少し高めにするとよい。サクサクとなって均一に色がつくように揚げる。
5. 豆腐をザーレンにのせて淮塩を適量 ふりかける。
◎淮塩の作り方
 空鍋に塩を入れてゆっくり炒め、五香粉を加えて混ぜ合わせたもの。