コラーゲンが豊富な サメの骨を使った
真っ白なス ープは、
肌が美しくなるといわれる 薬膳のひとつ。
白いスープは見た目とは違って
あっさりした味が特徴。

 
 

■材料

海虎軟骨(海虎翅の軟骨)‥‥‥ 375g(10両)
什鯊魚軟骨 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 300g(8両)
(数種類のサメの軟骨)  
ヒネ鶏 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 1羽
  (1.5kg:2斤8両)
豚肉 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 2kg
豚の骨(ゲンコツ)‥‥‥‥‥‥ 2本
  (900g:1斤8両)
ショウガ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 小1塊
白粒胡椒 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 少量
白キクラゲ(戻したもの)‥‥‥‥ 適量

●調味料
塩 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 適量
チキンパウダー  ‥‥‥‥‥‥‥‥ 適量


■作り方

1. サメの軟骨は10時間水に浸けて柔らかくなれば取り出す。
 海虎軟骨は海虎翅の胸ビレの骨で、溶けるときめの細かなスープになる。什鯊魚軟骨は数種類のサメの骨を集めたもの。
2. ヒネ鶏と豚肉は4〜5cmの大きさに切り、豚骨は二つ折りにして熱湯に入れてゆで、アクが十分に出れば水洗いしてザルにあける。
3. ズンドーに10.8kg(18斤)の熱湯を沸かし、2の鶏肉、豚肉、豚の骨とショウガ、サメの軟骨、白粒胡椒を入れて中火で約2時間半アクを取りながらグラグラと煮る。
4.  3の軟骨が溶けてスープに濃度がついてきたら、蓋をして火を弱めてさらに2時間煮て布漉しする。
5. 白キクラゲは湯通しして器に入れ、塩、チキンパウダーで味をととのえたスープを注ぎ、セイロで1時間ほど蒸して出す。
 この料理は、最初からスープに味を付けないで食卓に出し、各自が好みに合わせて塩を加えていただくと個人的な塩分調整ができる。