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前回の記事で、遺伝子組み換え食品というものがどういうものか、また、遺伝子組み換え食品に対して、どのように消費者が考えているかについて紹介いたしました。将来のことを考えると、とても重要な役割を果たす技術なのですが、まだまだ、その安全性などについては、活発に議論され続けています。
日本では、遺伝子組み換え食品に対する消費者からの不安の声が多いことは前編でお話しました。しかし、一方、生産側の農業経営者は遺伝子組み換え技術が今後の農業のためには必要と考えている人が多い傾向が見受けられます。
では、世界での遺伝子組み換え食品への対応はどのようになっているのか、また、遺伝子組み換え食品の安全などについて今回は、述べさせていただきます。
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Q:「遺伝子組み換え食品技術」は必要だと思いますか?
(「農業経営者」「遺伝子組み換え技術に関するアンケート」より(平成18年)より)
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遺伝子組み換え食品は、日本だけでなく世界中で出回っています。
世界でも、日本と同じように安全性や環境への影響を調べながら、各国それぞれの判断により、市場に出回ってもよい食品などを決めています。
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食中毒菌の毒性や農薬の毒性を調べることは比較的容易にできますが、食品そのものの安全性を科学的に証明することはとても困難を要します。(産地や農法の違いで同じ食品でも微妙に成分が違う為)
したがって、組み込んだ遺伝子に異常がないが、組み込んだ遺伝子が食物アレルギーを誘発しないかといった食物の安全性よりも組み込んだ遺伝子に異常がないかという部分に重点をおいて調べているのが現状です。 |
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遺伝子組み換え食品に関して、遺伝子組み換え技術を施したジャガイモがラット(動物実験でよく用いられるネズミの一種)の免疫機能が低下し、病気にかかりやすくなる恐れがあるといった事例や、遺伝子組み換え大豆を食べたラットから産まれた子ラットが多数死亡したという事例が報告されており、遺伝子組み換え食品は危険とする論評などが新聞やテレビなどで紹介されています。
しかし、それらの事例に関しては実験自体に不備があったり、原因が「遺伝子組み換え食品」ではない、といったことが明らかになっています。また、遺伝子組み換え食品が畜産物の飼料や食品として流通してから10年あまりの間に遺伝子組み換え食品による健康被害が報告されていないことなどから、安全性には現在のところ、問題はないとされています。 |
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| ●リンクおよび参考資料 |
<リンク先>
・
厚生労働省「遺伝子組み換え食品 Q&A」
・
農林水産省「遺伝子組み換えに関するQ&A」
<引用文献>
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厚生労働省 |
「遺伝子組み換え食品 Q&A」 |
| ・
農林水産省 |
「遺伝子組み換えに関するQ&A」 |
| ・
食品安全委員会 |
「食の安全に関するリスクコミュニケーションの現状と課題」 |
| ・「農業経営者」 |
「遺伝子組み換え技術に関するアンケート」 |
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