人物紹介

 

オーギュスト・エスコフィエ Auguste Escoffier(1846〜1935)
20世紀初頭のフランスの料理人。ロンドンの「サヴォイ」、「カールトン」で長く料理長を務め、料理人として国際的な名声を得る。フランス料理のバイブル的存在である『料理の手引きLe Guide Culinaire』の著者であり、調理場の組織の近代化や料理技術の簡素化など、現代のフランス料理の礎となる数々の業績を残した。
 

アントワーヌ・ボーヴィリエ Antoine Beauvilliers(1754〜1817)
18世紀のフランスの料理人。18世紀後半に、パリで最初の本格的なレストラン「グランド・タヴェルヌ・ド・ロンドル」を開店した。
 


ミッシェル・ゲラール Michel Guérard(1933〜)
フランス南西部ウジェニー・レ・バンの三つ星のホテルレストラン「レ・プレ・ドゥジェニー」のオーナーシェフ。「おいしく食べて太らない料理cuisine minseur」を提唱。。
 


アラン・シャペル Alain Chapel(1937〜1990)
フランスの料理人。リヨン近郊のミヨネーにある父親のレストランの後を継いで「アラン・シャペル」と改名、三つ星を獲得した。
 


アルベール・ルーAlbert Roux(1935〜)、ミッシェル・ルーMichel Roux(1941〜)
イギリス、ロンドンでフランス料理のレストラン「ラ・ガブローシュ」「ウォーターサイド・イン」などを経営し、イギリスで初めて三つ星を獲得した。
 


ハインツ・ヴィンクラー Heinz Winkler(1949〜)
ドイツ、ミュンヘンのレストラン「タントリス」のシェフ(1978〜1991年)を務め、三つ星を獲得。当時ドイツのシェフは最先端のフランス料理の一角を担っていた。その後、ミュンヘン郊外にホテルレストラン「レジデンツ・ハインツ・ヴィンクラー」を開店。
 


フェラン・アドリア Ferran Adria(1962〜)
スペイン、バルセロナ近郊の三つ星レストラン「エル・ブジ」のシェフ。実験に基づいた新しい料理法を多く発表している。