器具紹介

 

モルティエ
   
大理石の分厚いボウルのような器で、中に入れた材料をピロン(すりこぎ状の棒)ですりつぶす。
 

フードプロセッサー
   
肉や魚をすり身にしたり、野菜をみじん切りにしたりするのに用いる電動カッター。材料を細かくすると同時に混ぜ合わせることもでき、魚のムースなどを作るのに便利。フランス製の商標名「ロボ=クープrobot-coupe」の名で呼ぶこともある。
 


ソーススプーン
   
ソースを食べるのに便利な形状のスプーン。フランスに昔からあったものではなく、1970年ごろ、ロアンヌのレストラン「トロワグロ」のオーナー、ジャン=パティスト・トロワグロ氏(ジャン&ピエール・トロワグロの父親)が発案したといわれている。
なお、筆者は大阪で1977年頃、当時のフランス料理店 3店共同で中里食器さんにサンプルを見せ、製作を依頼した記憶がある。
 


ハンドミキサー
   
粉砕、ミキシング、泡立てなど1台で複数の機能を備えたハンディ型のフードプロセッサー。スイス製のバーミックスbarmixがその代名詞となっている。
 


パコジェット
   
スイスのパコジェット社製の小型冷凍粉砕機。冷凍した材料を高速回転の刃で粉砕し、粉末にする。
 


サイフォン(エスプーマ)
   
オーストリア製の、液体に亜酸化窒素を注入して泡状(エスプーマ)にする調理器具。日本では亜酸化窒素が食品添加物として認可されていなかったため、炭酸ガスを用いた同様の製品が先行していたが、先ごろ認可が下り、亜酸化窒素を用いた製品も開発されている。なお、エスプーマとはスペイン語で「泡」の意味だが、特にこの器具を使って作った泡や、器具そのものも「エスプーマ」と呼ばれている。