前菜
光琳笹を使って


筍、烏賊の木の芽和え
鱚桜の葉寿司
鯛の子含め煮
菜の花
空豆塩蒸し
はじかみ生姜


 
筍、烏賊の木の芽和え
     
<材料>

筍土佐煮

120g
紋甲烏賊 80g
木の芽味噌
・白練り味噌
・木の芽
・青寄せ
・だし汁

100g
40枚
小さじ1/4
適量
土筆 8本
 
<作り方>
1. 木の芽味噌を作る。木の芽はすり鉢に入れ、すりつぶす。白練り味噌を加えてすり合わせ、青寄せを加えて色を調える。だし汁を加えてかたさを加減し、裏漉しする。
2. 煎り土筆を作る。土筆は長さを切り揃え、はかまを取る。灰あく汁を加えた熱湯でゆで、柔らかくなったら水にさらす。フライパンに紙を敷き、土筆をのせて弱火でゆっくりと煎り、パラパラになれば冷ます。
3. 筍土佐煮は7〜8mm角に切る。
4. 紋甲烏賊は表面に細かくかのこ包丁を入れ、7〜8mm角に切る。鍋に酒塩を入れて火にかける。煮立ったら烏賊を加えてさっと煎りつけ、表面が白っぽくなったら、おか上げする。
5. ボウルに筍土佐煮と紋甲烏賊を合わせ、木の芽味噌を加えて和える。器に盛り、煎り土筆を天盛りにする。


鱚桜の葉寿司
     
<材料>

2尾
白板昆布 1枚
3カップ

合わせ酢
・酢
・砂糖
・塩
・昆布


200cc
130g
30g
適量
桜の葉塩漬け 4枚
はじかみ生姜酢漬け 4本
 
<作り方>
1. 合わせ酢を作る。ボウルに合わせ酢の調味料を合わせ、かき混ぜて砂糖と塩を溶かし、昆布を加える。一日おいて昆布を取り出す。
2. 鱚は三枚におろして腹骨をすき取る。立塩に約15分つける。白板昆布で挟み、冷蔵庫に入れて3時間おく。
3. すし飯を作る。炊き上がったご飯を半切りに広げ、合わせ酢を全体に回しかける。切るように手早く混ぜ、人肌程度に冷ます。
4. 鱚の皮を引き、すし飯でにぎり寿司にし、さっと洗った桜の葉で包む。はじかみ生姜酢漬けを添える。


鯛の子含め煮
     
<材料>

鯛の子

1腹
鯛の子の煮汁
・だし汁
・酒
・味醂
・塩
・薄口醤油

250cc
50cc
40cc
少量
25cc
土生姜 適量
 
<作り方>
1. 鯛の真子は1腹をつなぎ目から半分に切り、塩水の中で軽く洗う。中央に切り込みを入れて、適当な大ききに切る。沸騰直前の湯の中に、鯛の真子を入れ、約2分ゆでる。氷水に落として冷ます。ざるに上げて水気をきる。
2. 鍋に煮汁のだし汁と調味料を合わせて沸かし、弱火にして鯛の真子を静かに入れる。針生姜を加え、紙蓋をして弱火で15分煮る。そのまま冷まして味を含ませる。


菜の花
     
<材料>

菜の花

8本
漬け地
・だし汁
・味醂
・塩
・薄口醤油

250cc
15cc
少量
5cc
 
<作り方>
1. 菜の花は先の柔らかい部分のみに切り揃える。歯ごたえが残る程度に塩ゆでして水にさらし、水気をきる。
2. 鍋に漬け地のだし汁と調味料を合わせ、煮立てて冷ます。菜の花をつける。


空豆塩蒸し
     
<材料>

空豆

12粒
 
<作り方>
1. 空豆はさやをむいて豆を取り出し、おはぐろを取る。立塩に約10分つけ、中火の蒸し器で蒸す。蒸し上がったら、うちわであおいで冷ます。実を取り出す。