樋口保男先生 コメント>
私にとってのパン作りの面白さは、飾り付けがない分ごまかしがきかないことです。素材の持ち味を生かして、手間と暇をかけて本物の味を作ることが大切ですね。パン作りの基本は、自分自身が食べてみたい、買ってみたいと思えるような製品を作ることだと思いますが、これからのパン屋は美味しいパンを作るだけで満足してはいけないと思います。スープやハム、チーズなどを勉強し、お客様に「どうすればパンをもっと美味しく食べてもらえるか?」という提案をしていかないといけません。最後に、心身ともに健康であることはパンの味を判断する上でとても大切ですので、自己管理には十分に気をつけましょう。


樋口保男先生 プロフィール>
1952年栃木県足利市生まれ
東京代官山の『小川軒』で故小川順氏に師事(5年)した後、『川口フォンデュール』にスーシェフで入社。在職中デンマークに渡る。コペンハーゲンの王室御用達製菓製パン店『トリアノン』、パリの『メゾンフェイユー』『フォンデュール』にて本場の西洋菓子パンを学び、10年後に退職。その後、『(株)ロイヤルコペンハーゲンジャパン』製菓製パン工場に招聘。10年後に退職し、森ビル観光(株)『御殿場ヒルズホテルラフォーレ東京』製菓製パン調理長としてオープンに招聘。4年の勤務を経て、栃木県日光市 日光総業(株)西洋料理の『明治の館』に取締役商品開発室長として招聘。現在は『ル・パティシエ』ケーキクッキングスクールの主宰及び、専任シェフを務める。
また、辻調グループ校で特別授業を行う他、日清オイリオグループ(株)製菓製パン技術講師や正栄食品工業(株)フードテクニカルアドバイザーを務める。

西洋料理 明治の館
住所 〒321-1431 日光市山内2339-1
TEL 0288−53-3751(代)
FAX 0288−53-3752

ル・パティシエ
住所 〒320-0048 宇都宮市北一の沢町4-10 ジュネスガーデン1F
TEL・FAX 028−623−5155