大阪の曽根崎新地の有名料亭で16年、中でも天婦羅については大きな信頼を得ていました。天婦羅は研究に研究を重ね、関東風と関西風の良いとこ取りにしています。揚げ油は香りの弱い太白胡麻油、揚げ衣は小麦粉・玉子・水に落ち着いたそうです。2007年自分お名前を付けて独立、10席の堀炬燵式のカウンター。ご主人はフレンチが好きで特にワインが大好き、お店には3台のワインカーヴがありフランスワインを中心に200種類があるそうです。 天婦羅は季節の材料を揚げるのですが、その大きさに業があるようです。揚げ油の温度は高め、その油に入れて衣が焦げる前に頃よく火が通る。車海老だと25g位が丁度良いそうです。また人気のサツマイモは直径が5ｃｍほど長さ10㎝は弱火で30分揚げます。天紙に殆ど油が付かない天婦羅はいくらでも食べることができます。（Ｊｕｎ）