大学で栄養関係を学び、栄養士として勤務。自分の作った献立を調理師さんに作ってもらうとどうも美味しくない。では自分で作ろう。修行に出るより学校に通った方が近道、そう判断してエコール東京に入学。基礎は学んだもののやはり料理は繰り返しの習練が必要と、神楽坂「弥生」にお世話になる。当初より自分のお店を持つことが目的、7年後2008年12月にオープン。一切宣伝をしない、チラシ配りもなし、斑はあるが何とか軌道に乗ってきました。しっかりと基礎を踏まえた和食を作りたい。ご主人曰く『自分がまだ未熟なのでまだまだ自分流にはなっていません。いままで学んだものを出来るだけ忠実に作って生きたい。』材料、その仲でも野菜は吟味をして、日本各地を足で歩いて探す。その中でも長野県飯田の野菜の虜になりました。産地から直送してもらっているそうです。毎朝築地に出かけ、昼の営業はしていないのでじっくり仕込みをします。美味しそうに食べるお客様の顔を見た時、料理人になってよかったと思うそうです。（Ｊｕｎ）