辻調時代に習った中国料理の美味しさに見せられて中華の道に進む。老舗「青冥」で約30年、その後2006年9月にお洒落なカフェなどが多い西区北堀江に自分のお店をオープン。「宣伝は一切しない」この自信があるから頑張れると語る熊野氏。店内は中華を感じないインテリアの色合い。清潔感がモットー。女性のお客様が増えれば口コミでお客様が増える理念です。器も美濃焼のお洒落なものを探し女性受けするように工夫しています。デザートの杏仁豆腐も黒蜜を使い他店とは違います。以前はご自分でも料理教室を主宰。フレンチやイタリアン、デザート、パンも関心が強くそのジャンルのシェフたちに教えに来てもらったそうです。勿論自分もそこで学んだそうです。メニューはオーソドックスなものがたくさんあり、説明を聞かなくてもほとんど分かるので、選ぶのが楽しくなります。食べて驚くのはその味です。低価格なので期待以上の美味しさに大満足です。熊野氏曰く材料費さえ取れれば手間は惜しみません。（Ｊｕｎ）