ずっと都心の有名店で働いてきた藤川さん。自分の店を持つ場所として選んだのは、都心から少し離れた住宅地でした。「わざわざ都心で買って帰らなくても、近所で同じレベルのお菓子が買える店」にしたいと、素材にかけるコストも、製造にかける手間も惜しみません。例えばチョコレートは、フランスの有名メーカーのものからオーガニック製品まで、作るお菓子に合わせて使い分けているそうです。そして、「口にした時に味わいがはっきりと分かるケーキを目指しています」とのことでした。（Ｔ）