まず取材到着で驚きでした。既に時間も午後２時前でしたが駐車場はお客様の車で一杯。それにお店の概観や周りにはオーナーシェフの南様の思いが感じ取れる光景。入り口直ぐそばには、さわカニ・めだかの水槽や本物の貴船の中に菖蒲が咲いている。更に店内には、切り絵（ペーパークラフト）や緑が満載。南さんが高校時代に山岳部であり、自然が好きなところから料理を食べていただく場所をまるでテーマーパークにしたいんですと言われていました。辻調理師専門学校を卒業後は博多の都ホテルのオープニングスタッフとして入社。その後はホテルニューオータニ博多のオープン時にも立ち会われたそうです。7年後には博多駅近くに20席ほどのランチ中心の店を開業し、10年後には自然が好きな南さんは、大分の山でガイドを勤めたり自然の中で料理と離れた仕事もされました。今から16年前に改めてお店を開業。現在の場所では3年目となり、６００坪の敷地には畑も作って収穫した野菜での料理はお客様に喜んでいただいています。お昼のランチ、夜のコース料理とも好評でお客様が絶えません。子供さんには紙きりの講座や自然素材を使った講座など、料理プラスαをどこまで頑張れるかと南さんが語られています。メニューも単品（ステーキ・ハンバーグ・ビーフカツレツ・サラダ類、デザートも多種）も豊富です。お嬢様の香織さんも辻調理師専門学校のご卒業で現在は博多でカフェをやられています。61歳の南さんのお顔が輝いて見えました。楽しんでいます、そんな言葉がぴったりで元気をいただきました。（たかさん）