福岡市・西中洲の飲食店が並ぶ通りにあるビルの2階に「串揚げ たつかわ」はあります。お席は、8席のカウンターのみで目の前で料理人の仕事が楽しめるお店です。辻調理技術研究所・日本料理研究課程で同期の深田さんと川田さんが2014年8月に博多にオープンした創作串揚げのお店です。 二人が辻調理技術研究所の研究生の頃から話していた夢がついに現実のものとなりました。 「たつかわ」での二人の役割は、川田さんが料理長として串揚げその他料理に関すること全般を担当しています。川田さんは大阪で有名な串揚げのお店で修行していました。彼の串揚げは、そのお店で料理長も務めた経験も活かされています。「たつかわ」のメニューはおまかせ12品のみ。月替りでメニュー構成が変わりますが、素材にこだわり、その素材を最大限にいかした串揚げコースになっています。また、日本料理らしく旬の素材、走りや名残りも意識した内容であったり、コースに椀ものや焼き物、ご飯ものなど串揚げでアレンジされてた状態で提供されます。 深田さんは、主にサービスやドリンク担当です。串揚げにあうアルコール類を揃えており店内にはワインセラーもあるように、ビールや日本酒のほか、ワインも用意されています。深田さんがお客さまの好みを聞き、川田さんの料理に合わせたものを提案。とてもスマートで優しいサービスが魅力的です。 オープンして２ヶ月たち、カウンター内での二人の息もピッタリです。 福岡市内では、ここでしか食べることのできない「串揚げ」が『たつかわ』にあります。（おかもん）