神戸、東京、フランスでお菓子作りをしていたオーナーシェフの津田氏は、念願の自店を京都でオープンしました。古い京都の町家が残る御池から間之町通を北に上ると、お店前のパーキングスペースをセットバックした白に統一されたおしゃれなお店が現れます。一瞬周りと違和感があるようですが、暫くするとよく馴染むのです。店内はイートインができるテーブルが４卓。特別注文の生菓子のショーケースは上に鏡が付いていて、中の作品がよく見えるアイデア一杯のものです。そこに並ぶお菓子類は季節のフルーツやチョコレート、シェフがそれまでの経験で選び抜いた素材で作ります。店の奥の棚には焼き菓子やジャムがあります。色々なコンクールに挑戦し、今回も近々フランスで行われるコンクールに出場するので、そのトレーニングとお店経営と忙しそうに奮闘されていました。（Ｊｕｎ）