7月8日（土）に、本年度最後となる第3回開業セミナーをオンラインにて開催しました。
第一部の『先輩経営者の本音トーク』では、パティスリーエルブランシュ　オーナーパティシエ　羽田　一雄（はねだ　かずお）氏をお招きし、開業に至るまでの紆余曲折の道のりから、開業後の地域に根差した活動や特産品を活かした商品開発、メディアに取り上げられた際の様子まで、貴重なお話を事務局の堀田先生と対談形式でお話いただきました。

講義後の質疑応答では、「働きながら開業準備をするにはどうすれば良い？」　「一日の業務の流れを知りたい」「店舗を譲り受けた際、どんな費用が発生している？」「機材の耐久年数は？」など様々な質問にも丁寧に回答いただきました。

第二部では、日本政策金融公庫　国民生活事業本部　大阪広域営業推進室の葉田　哲生（はだ　てつお）氏により『開業資金調達の基礎知識』というテーマで、開業準備にあたってどういうことを考える必要があるか、必要な資金や開業計画書の作成方法など、実際に開業された方々の事例もふんだんに交えながら、分かりやすく説明いただきました。

質疑応答の時間には、「融資の際の自己資金は最低何割あれば良いか」　「奨学金は全額返金し終えていないと融資を受けることはできない？」「起業に失敗した場合、公庫への返済方法は？」などの質問が寄せられました。

終了後のアンケートに記入いただいた受講者の感想を、一部抜粋してご紹介します。
「将来のことを考えるきっかけとなった」
「実際に開業した方の貴重なお話を聞けて、とても良かった」
「将来自分の店を開きたいと思っているため、とても良い知識を得ることができた」
「開業資金についてはあまりどういうものか分かっていなかったため新たな知識を得ることができた」

今年度の開業セミナーは、今回で終了です。
ご参加、ご協力いただきまして誠にありがとうございました！
今後も、会員の皆様のご意見などを参考に、こうした機会を多く提供していきたいと考えております。