
【韓国支部】卒業生 POP-UP レストラン 「再び出会った世界」開催報告
- 2025.10.24
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2025年10月19日、韓国・ソウルにて韓国支部主催の卒業生POP-UPレストランが開催されました。会場は支部会員のイ・ウォンサンさんが経営する日本料理店「Tokusen」(ソウル特別市瑞草区)です。
韓国支部では初めての試みとなる今回POP-UPレストランですが、テーマは、「再び出会った世界」に決まりました。

辻調理師専門学校では入学して最初に「だし」について学びます。
この「だし」は料理の基礎であると同時に、シェフにとってのアイデンティティを象徴するものでもあります。そして偶然にも、「だし」という言葉は韓国語の発音で「다시(タシ/再び)」という意味を持っています。卒業してそれぞれの道を歩んできた卒業生たちが、今回のPOP-UPを通して、学校で学んだ「だし」を改めて解釈し、新しい形で表現したい、という思いを込めました。その想いが、テーマ「再び出会った世界」に繋がっています。







当日お料理、デザートを担当された支部役員、会員は以下の通りです。
チェ・ムンギョン副支部長(1999年 調理師本科卒業)
ジョン・ホヨン副支部長(2008年 技術研究所卒業)
キム・ソンヨンさん(2019年 調理師本科卒業)
イ・ウォンサンさん(2019年 調理師本科卒業)
パク・ユミさん(2009年製菓衛生師本科卒業)
今回は、韓国のデザートシーンで活躍されているジャスティン・リーさんも、この趣旨にご賛同いただき協力をいただきました。
他にも多くの支部役員がスタッフとしても参加し、準備から運営、サービスに至るまで心をひとつにして支えてくれました。
ファン・ジヒ支部長(1997年 調理師本科卒業)
パク・セジン幹事(2004年 調理師本科卒業)
ムン・ドンテク幹事(2007年 調理師本科卒業)
ナム・チャンス幹事長(2007年 調理師本科卒業)
イ・ヒソプ幹事(2013年 調理技術マネジメント学科卒業)
ジャンヒョンギュ幹事(2014年 調理技術マネジメント学科卒業)
キム・ソヒョン幹事(2017年 調理師本科卒業)


また、別のお仕事で韓国を訪問されていた辻芳樹校長先生も、滞在を一日延ばし会場にお越しくださり、卒業生たちの活躍を温かく見守ってくださいました。

世代を超えた卒業生たちがひとつのテーブルを囲み、学校で学んだ「だし」をテーマに再び一つとなった今回のイベント。韓国で、日本料理の基本を守りながらも、そこに込められたメッセージを通して、日本料理の魅力と可能性を改めて伝える特別な時間となりました。
今回のPOP-UPレストランは一度限りの開催ではなく、今後も韓国支部の行事として定期的に行う計画とのことです。
ぜひ次回のPOP-UPレストランをお楽しみに!
(韓国支部)
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