
ホームカミングデイ2025 開催報告
- 2025.11.27
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2025年11月11日(火)、辻調理師専門学校本校で、今年度のホームカミングデイが開催されました。
オープニングアクトは、宮城大学の石川伸一先生による「フードテックがもたらす日本の食の未来」と題したご講演でした。現状の課題から、フードテックの「現在」そして、30年後の(予想される)姿まで、分かりやすく解説していただきました。


続いては恒例の、卒業生や教員OBによる料理・製菓の講習会です。
卒業生の藤林空也さんによる「ふなずし 日本最古寿司の起源と現在」、同じく角亜希子さんによる「低カロリー&グルテンフリーのお菓子」の講習会、そして可児慶大先生の「マカジカのミネストラ」、吉岡勝美先生の「中国の発酵生地の起源と現在を考察」の「授業(!)」でした。




マカジカは北海道を中心に北の海で捕獲される魚ですが、東京、大阪に出回ることはほとんどない珍しい魚とのこと。コンピトゥム札幌市支部が推薦してくださり、魚も仕入れてお送りいただきました。可児先生の授業を30年ぶりに受けたという元教え子は、「懐かしさで一杯」「何を質問してもイタリア料理のことなら何でも答えてくれる」と感慨深げでした。
講習会で仕上げられたお料理やお菓子は、懇親会会場などですべて試食させていただきました。




懇親会の前に、ロビーに集まっての集合写真の撮影。
今年は100名を裕に超える会員に参加をいただいたので、画面に収めるのが大変でした。

懇親会は、札幌市支部、首都圏支部、愛知県支部、島根県支部、愛媛県支部、福岡市支部、韓国支部、台湾支部そしてタイ支部からの役員の紹介に続き、前日が「現代の名工」の授賞式だったという山根会長の音頭で乾杯からスタート。次々に運び込まれるお料理やお菓子に歓声が上がりました。

今年は新しい取り組みとして、辻調が写真撮りや来客用に集めたヨーロッパの洋食器の「蚤の市」が開催されました。事前にカタログで選んでいただいていたとはいえ、実際に食器類を手にされると、あらためて品のある美しさに多くの卒業生会員から喜びの声が聞かれました。

ほとんどの皆さんが最後まで残られ、笑顔で「また来ますよ」と言い残して母校を後にされました。


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