<お知らせ>
エコール 辻 東京について
- 2023.10.24
エコール 辻 東京 在校生、卒業生、保護者並びに関係者の皆様
エコール 辻 東京は、1991年にその前身となるエコール・キュリネール国立として開校しました。
それは、当時主流であった1年間で日本・西洋・中国の各料理を学ぶ調理師学校、和洋菓子およびパンを学ぶ製菓学校とは異なる学校、すなわちフランス料理だけ、日本料理だけ、あるいは洋菓子とパンだけを1年間実技を中心に学ぶことができるという独自のカリキュラムをもつ、それまでにない新しいスタイルの教育機関でした。
2007年には、略称として定着していた「エコール」を残し、学校名を「エコール 辻 東京」に改名し、今日まで数多くの、そして優秀な卒業生を輩出し、料理業界、および製菓業界の発展に貢献してまいりました。また、時代の求めに応じて、フレキシブルに新たな知識や技能をカリキュラムに取り入れて、教育内容を充実させてきました。
一方で、この十年ほどの間に専門学校教育も2年制が主流となり、学校独自の、いわば自由度の高いカリキュラム編成も第 2学年においては導入が可能となりました。さらには、いっそうのグローバル化の推進という流れの中で、海外からの入学希望者の受講要望に応える必要も日増しに高まってまいりました。
その為に、私どももエコールでの独自の教育を、専門学校での教育に移行させていくことが時代の要請であると判断し、「辻調理師専門学校 東京」を、2024年春に東京都小金井市に開校させるべく準備を進めてまいりましたが、この度、正式に東京都よりその設立認可を得ることができました。
これにより、エコール 辻 東京は、今年度末(2024年3月)をもってその歴史に幕を下ろすこととなりました。これまで培ってきたエコール 辻? 東京での教育の成果は、知的財産として教職員とともに2024年4月に開校する辻調理師専門学校 東京に引き継がれます。
エコール 辻 東京といたしましては、最終年度の卒業生となる今年度在校生を、最後までしっかりと教育・支援し、送り出すことで有終の美を飾れればと願っております。
これまでエコール 辻? 東京を支え、ともに歩んでくださった皆様に衷心より感謝し、謹んでお知らせいたします。
辻調グループ
代表 辻 芳樹
エコール 辻 東京
校長 百野 浩史