辻製菓専門学校卒業後、辻調グループにて製パン講師として後進の指導にあたっておりましたが、故郷の沖縄でご自身のお店を持ちたいという夢を実現させるべく準備を進められ、2011年12月に浦添市にオープンしました。お店の外観は、テーマカラーのオレンジと落ち着いたブラウンで高級感ただようブーランジェリーで、表はガラス張りなので店内の様子が見渡せます。扉を開けて店内に入るとなんともいい香りがします。ヴィエノワズリをメインに出しているお店らしくバターの香りがたまりません。お店に入ると目の前にはずらりと出来立てのパンが並んでいて、奥には工房が。もちろん工房も見渡せる広い空間です。
毎日平均70種類のパンを焼いて並べており、焼き上がるタイミングによってはカウンターに並んでいる商品が違うこともあるようです。それも、商品を選ぶ楽しみのひとつですね。
松田シェフは、「パンにはマーガリンは使わずすべてバターを使い、本物志向でパンを作り販売しています。」とおっしゃってました。
お店に並んでいるパンは、デニッシュ系のパンのほか、惣菜パンや食事パン、タルトやキッシュなどもそろっていて、朝食用やおやつ用、ディナー用と様々な食事で楽しめます。シェフおすすめのデニッシュは、「田芋のピティヴィエ」です。ぴっかぴかの表面、生地はサクサク、中のあんは程よい甘さに仕上げているので幅広い年齢層の方に好まれるパンです。
お客様はご近所の方が多く、職場やお友達のところに差し入れに持っていかれる常連のお客様も多いそうです。毎日通って、いろんなヴィエノワズリをいただきたいですね!(おかもん)