ホームカミングデー2024 開催報告

ホームカミングデー2024 開催報告

  • 2024.11.26
    • イベント

みんながホームである辻調理師専門学校に帰ってくる日、ホームカミングデー。今年もたくさんの会員が集まり、思い出話から近況報告まで、いろいろな会話で盛り上がりました。
オープニングアクトを飾ったのは、フードコラムニスト門上武司氏と辻芳樹校長による対談。「育てる仕事、食べる仕事」というテーマで、双方の仕事論からガストロノミーの在り方まで、実に多彩な話が展開されました。

門上武司氏
辻芳樹校長

次のプログラミングは、みなさんお待ちかねの料理・製菓講習会です。今年は各教室に分かれての同時進行ではなく、全員がひとつずつ受講するスタイル。まず、コンピトゥム島根県支部の事務局長・大橋昌典氏による「しまね和牛」に関する講義があり、同支部幹事長の小西達也氏による「しまね和牛」を使った料理講習会が行われました。

島根県支部 大橋昌典事務局長
島根県支部 小西達也幹事長

その後の製菓講習会では、辻調グループの筒井一夫先生が愛媛県産の和栗ペーストを使って、ヴィーガンの方も食べられるモンブランを披露。学生時代を彷彿させるような、目と耳だけでなく、舌でも学べる楽しい講習会となりました。

辻調グループ 筒井一夫先生


最後は、場所を移動しての懇親会です。今年は何と言っても、各支部から提供された未利用魚を活用しての絶品ブイヤベースでしょう。西川清博参与が直々に監修され、本場南仏の味に仕上げてくださいました。さらには、出雲育ちのしまね和牛も講習会とは異なる調理法で再登場。デザート代わりには製菓講習会で披露されたモンブランがフルポーションで提供されました。どれもテーブルに出されるや否や、あっという間になくなってしまう人気ぶりで、会を盛り上げるのに一役も二役も買っていました。

未利用魚を活用したブイヤベース
コンピトゥム 西川清博参与

今年は、昨年に引き続いての参加となった韓国支部に加え、設立間もない台湾支部からも役員が出席し、参加者と楽しげに交流する姿も印象的でした。
お開きの時刻になっても、まだまだ話し足りないとばかりに会場の隅で話し込む人もいた程、大盛況のうちに会は終了。ここで養った英気や受けた刺激を明日への力に変え、また来年も元気にホームへ帰ってきてくれることを願うばかりです。

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