5月9日（火）に10回目の「アウラの会」を開催いたしました。今回も二部制とし、とても充実した濃い内容となりました。

第１部：韓国宮廷料理講習の参加者は12名。お祝いの時に食べられるといわれる九節板、カルビの蒸し煮、野菜のからし和えに加え、当初予定になかったコチュジャン、キムチ、いかの和え物、チャプチェ、トッポギまで披露いただき、盛り沢山の内容となりました。プロセスにおいて味見でポイントを伝授いただき、李先生の深い知識を交えながら、食材や調味料にいたるまで、わかりやすく丁寧にご説明いただきました。また、アシスタント兼李先生の妹さんである齋藤昌江先生から韓国の蒸し餅・餅菓子を講義いただきました。どれもやさしく懐かしい味わい、また見た目にもかわいらしく、素敵なお菓子でした。

第２部：聘珍樓で薬膳を学ぶ　講義と食事参加者は23名。アウラの会役員でもある大田ゆう子先生による「アンチエイジング薬膳とは」では、実際に提供される料理で使われている食材の説明やメニュー全体の効能をお話いただきました。

アウラの会のために烏骨鶏などを盛り込んだ特別コースに仕立て、解説を聞きながら味わう、ちょっと贅沢な学びの食事会となりました。

また、聘珍樓徳永総点心長による、レシピつき点心の特別デモンストレーションをしていただきました。その早業と正確な仕上がりは圧巻でした。

ご参加いただいた皆様と囲む食事は楽しくおいしく、また、メニューの効能により気持ちも体も元気になる食事となりました。