2000年8月16日オープン。8月16日と言えば京都では送り火の『大文字』がある日です。なるほど窓際の席からはきれいに大文字が見ることができる立地です。2Fからがお店で、2Fがキッチン、3F、4Fが客席で約50席。店内中央には螺旋階段があります。店名の『HANA』は長年勤めた京都の老舗『ベルクール』を卒業して独立する時、初めての長い休みを取り、趣味のサーフィンをするためにハワイのマウイ島に出かけ、最高の波乗りができる湾HANAで楽しみました。その『HANA』の響きが気に入り店名にしました。ハワイ語で「仕事」などの意味があるようです。　料理内容はフレンチに固執しないパスタやピザもあるカジュアルなダイニングバーです。1杯飲むのも勿論OKですが6割以上が2店目利用ではなく食事にこられるお客様が多い。また同業者の利用も多く、自分が働いている時に「仕事が終わってからちゃんと食事もできるお店があれば」とコンセプトを考えたそうです。材料も野菜や魚、特に豚は専門料理の本に掲載されていた北海道のCOMOX生産者を訪ね、今では産地から直に仕入れるほど。その関係で農家の紹介も受けてジャガイモも同様北海道から産直です。勿論地元の大原野の野菜もたくさんあります。（Ｊｕｎ）