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バスを降りると拍手に迎えられ、9年ぶりのシャトー・ド・レクレール。そこには懐かしいナレ先生や松岡先生、小柴先生のお顔があり、感動しました。 シャトーの方はほとんど変わりなく、苦労したフランス語教室もそのままでした。それに比べて調理場の方は全く新しくなっていて、種火の付かないプラックや温度が上がりすぎるオーブンは姿を消し、立派な設備に変わっていました。レストランが1階に出来て料理のサーヴィスもとても便利になっていました。 学校での食事は など懐かしい味でした。フランス語での料理の説明も好感が持て,サーヴィスも行き届いていて、3ヵ月でよくここまで出来ると感心しながら楽しくいただきました。 食後、学生の皆さんと話す機会がありましたが、現在多くの若者がやりたい事が見つからないなど目的意識の希薄化が進む中で、若くして料理の道に進もうとする強い熱意、努力、また真剣さに感心しました。 この学生たちに応え得るシステムと熱心な先生方に支えられたフランス校は、料理を教えるだけでなく、まさに人間形成の場だと思います。若くしてこのような経験が出来る事は将来大きな自信と力になると思います。 卒業後何年も経っているにもかかわらず、このような企画をしてくれる学校のサポートの良さにも感心し、大変良い旅行でした。 私の息子も現在、フランス校卒業生の中田さんの店でアルバイト進学をしながら、フランス校に行きたいと勉強中です。 |
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