今回の「20周年記念パーティ」の会場は、ご存知、レストラン「ポール・ボキューズ」の宴会場「ラベイ」です。辻調グループ校のヨーロッパ研修旅行の晩餐会場ともなるこの「ラベイ」は、昔、修道院(l'abbaye)だった建物を改装した大宴会場で、作りつけの特大オルゴールでも有名です。6月のフランスではまだ日の高い19時過ぎからお客さまが集まり始め、校長夫妻が一人一人を握手でお迎えして、中庭でのアペリティフに。フランス校特製のお鮨をはじめとするアミューズ=グールとシャンパーニュでパーティが始まりました。 主な参加者は別項のとおりですが、やはり人の輪の中心は、ボキューズ氏とピエール・トロワグロ氏の両御大。 リヨン周辺ばかりではなく、フランス各地からお招きした料理人、パティシエ、ワイン関係者などが、あちらこちらで話の花を咲かせ、日の落ちた21時すぎにやっと食卓につきました。三森先生の和琴演奏、ボキューズ氏挨拶、辻芳樹校長挨拶の後、“ボージョレワインの帝王”デュブッフ氏を交えての鏡開きにて乾杯。アミューズ、オマール、鳩とコースは続きました。23時を過ぎた頃、フランス校の在校生が巨大な「ガトー・デュ・プレジダン」とともに登場し、会場の拍手喝采をうけたあと、コーヒー、コニャック、シガーで1時近く、ついに晩餐会が終了しました。 日本から参加の30数名のOBを含む、250名以上をお招きした盛大なパーティでした。校長の挨拶にもあるとおり、20年はひとつの経過点です。これからも、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします。
 
 

辻 芳樹
辻調グループ校校長
〜パーティ挨拶より〜

ポール・ボキューズ 氏
フランス・リヨン
「ポール・ボキューズ」主人
●主な参加者リスト
●数年ぶりに訪れた
  フランス校で
  在校生との交歓会

レセプションに参加して
小暮 剛 氏
料理研究家、出張料理人
(調理25期生)
(仏校調理8期生)