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この地域は新世界のコーヒー生産のルーツ。アフリカ原産のコーヒーは、新世界では、ここカリブ海から南米、中米一帯へと広まっていった。
カリブ海にコーヒーの苗が持ち込まれたのは、1723年。フランスの海軍士官、ガブリエル・ド・クリューがパリの植物園から持ち出したコーヒーを、苦難の末にマルチニックに移植、その冒険譚はコーヒー伝播史の中でも最も名高いエピソードの一つだ。ここから、まずフランス領のグァドループ、ハイチ、さらにキューバ、ジャマイカへとコーヒー栽培が広まり、特にハイチは18世紀半ばには世界最大のコーヒーの産地に成長した。
カリブ海諸国では、現在もコーヒーの生産が盛んだが、イエメン→ジャワ→アムステルダム植物園→パリ植物園のルートで到来したティピカ種を、今もなお栽培している国が多い。現在では世界的に見れば、この地域の生産量自体は、ごく少ない。
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