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ワークショップ終了後、ギャラリー(ポール・ボキューズ氏、セバスチャン・ブラス氏(レストラン『ミッシェル・ブラス』)ジャック・ラムロワーズ氏(レストラン『ラムロワーズ』)パスカル・バルボ氏(レストラン『アストランス』)など)も交えての意見交換会が実施されました。お互いがそれぞれの料理のスキルやその構造に関して、あるいは味覚、匂い、香りの記憶のデータ-ベースの相違−これには日本側の参加者もいたく興味を抱いていました−について積極的な発言がありました。また最後にはこんな意見も述べられました。「日本料理は仕込みから、仕上げ、そして最終的に到達する風味まで実に整然としている。100%計算されつくされている感じがする。見事としか言い様がない。フランス料理は80%の計算と20%のアドリブだ。だからこのアドリブ部分が成功すれば完璧になるが、時にはすべってしまうことがあるということです(笑)。このあたりが日本とフランスの文化のちがいかも知れない」と。
晩餐会はやはりアカデミー会員でもある京都の料理人の方々による「雛祭り」をテーマにした懐石料理が日本から持ち込んだ器に盛られて提供されました。日仏料理人同士、言葉の壁をまったく感じられないほど友好的な交流風景を見ることができました。
今回のイベントの最大の収穫は日本料理の新しいイメージをフランス人にもたらしたことももちろんですが、さらに「世界に通用する日本料理のグローバルスタンダード」を発信するという日本料理アカデミーのコアな目的の可能性をしっかりと認識できたことだと思います。
日本料理アカデミー公式サイト |
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