|
|
■作り方
・仕込み
1.玉ねぎは細かいみじん切りにする。
2.にんじんは両端を落として皮をむき、マンドリーヌ(スライサー)で薄切りにする。
3.牛バラ肉は余分な脂、大きな筋を取り除き、大ぶりに切り揃えてしっかりと塩、こしょうをして、しばらくなじませる。
・煮込む
1.煮込む鍋で玉ねぎのみじん切りをバターでじっくり炒め、軽く色付ける。
2.牛バラ肉はサラダ油とバターで焼き、表面にきれいな焼き色を付けて、ステーキを焼いたときのような香ばしさをだす。
3.玉ねぎを炒めた鍋に焼き色を付けた肉を入れる。白ワインを注ぎ、鍋底にこびりついた旨みをこそげ落しつつ、軽く煮詰めてアルコールを飛ばす。
4.水を加える。沸騰するとアクが浮いてくるので、それをしっかりと取り、ここで下味をつける。
5.にんじんを入れて、肉が柔らかくなるまでじっくりと煮込む。途中、鍋底が焦げ付かないようにかき混ぜる。ただし、にんじんが煮崩れないように混ぜる回数は最小限にする。
・付け合せ
1. じゃがいもは皮をむき、適当な大きさに切り揃えて塩ゆでする。
2. 柔らかく火が通れば湯を切り、すぐ鍋に戻して火にかけて、鍋をゆすりながらじゃがいもの水分を飛ばす。ゆで汁はあとで使用するので捨てないこと。
3. 粉吹き状態になったじゃがいもを熱いうちに裏漉しする。それをボールに入れ、バターを溶かし込む。
4. じゃがいものゆで汁で固さを調整し、塩、こしょうで味を調える。
・仕上げ
1. 牛バラ肉が柔らかくなり、煮汁が煮詰まれば味を調えて仕上げる。
2.皿に肉とたっぷりのにんじんを盛り、じゃがいものピュレを添えてソースをかける。好みでパセリ等を散らす。
<ポイント1>
牛肉は下味をしっかりつけ、表面にステーキのような焼き色を付けることにより、煮込んだときに香り、色合いがよいものとなります。
<ポイント2>
にんじんをスライサーで切ることが味のポイントになります。包丁で切るよりも断面がざらつき、にんじんの味、香りをより引き出すことが出来るからです。最大のポイントは、肉と同量のにんじんを加えることです。
■プロ向けのアドヴァイスはこちら
|