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(2) |
太湖産(左側)と陽澄湖(右側・タグ付き)。 |
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(3) |
蟹は甲羅を持たずに、脚を持つと挟まれない。
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(4) |
爪を腹部に折り曲げ、脚、爪を縛り、最後は十字形に縛る。 |
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(5) |
太湖産(左)、陽澄湖産(右)の雌を蒸した状態。
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(6) |
蒸し蟹は爪、脚を切り、半分に切って肉、ミソなどを取る。
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(7) |
オレンジは蓋にする部分を切り、果肉、果汁を出す。 |
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(10) |
セロファンで包み、オレンジが熱くなるまで蒸す。 |
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■作り方
1. 上海蟹は雌雄、産地、大きさを選別する。(写真1、2)
*雌150〜180g、雄200〜240gの大きさを使用した。
2. 蟹を水洗いして蒸す。
<1>蟹は紐をはずし、脚を持つ。(写真3)
<2>腹側の臍(俗にフンドシという)を広げて水洗いし、爪の毛などもきれいに洗う。
<3>再び紐で蟹を縛る。(写真4)
<4>強火で一気に蒸す。
*蟹は蒸す前に水洗いする。蒸し時間は、200gの大きさで約15分、20gの増減で±約1分間を目安にする。また、甲羅を下にして蒸すと脂肪分の流失が防げる。
3. 蒸した蟹は、臍を取り、甲羅をはがし、爪を取る。(写真5)
4. 蟹は脚の先を切り落とし、胴体を半分に切り、蟹肉、卵、ミソを取り出す。(写真6)
5. オレンジは蓋になる部分(上部1/3のところ)から切り込みを入れ、中の果肉、果汁を取り出す。(写真7)
*オレンジの皮の内側についている薄皮は少し残して繰り抜くこと。特に底の部分は厚めに残すようにすると崩れにくい。
6. 鍋を空焼きして油ならしし、油大さじ1を入れてショウガを炒める。香りが出れば蟹肉、卵、ミソを入れて炒め、すぐに紹興酒、黒酢を入れる。(写真8)
7. (6)にスープ、砂糖、塩を入れて味をととのえ、オレンジの果肉と果汁を入れ、軽く沸騰すれば水溶き片栗粉でとろみをつけ、油小さじ1を落とす。
*水溶き片栗粉で少し強いとろみをつけると、蒸したときに水っぽくならない。
8. 器にオレンジをのせ、その中に(7)を詰める。(写真9)
9. 蓋をしてセロファンで器ごと包み、紐で縛って7〜8分間強火で蒸す。(写真10)
10. そのまま食卓に出し、セロファンをはずしてチリレンゲでいただく。好みで黒酢をかけてもよい。
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