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            | アリゴテ | 
          
           
             
               ブルゴーニュで、シャルドネについで多く栽培されている白ワイン用葡萄。どちらかというと線の細い、それでいて荒削りなところのあるワインになりやすいため、日常消費用か、あるいはクレーム・ド・カシス(黒スグリのリキュール)を使ったカクテル「キール」のベースワインとして使われている。 
               ただし、ブルゴーニュ南部コート・シャロネーズにあるブーズロン村のアリゴテだけは例外である。ここでは、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのオーナー、オベール・ド・ヴィレーヌ氏がアリゴテの栽培に力を注いでおり、現在ブーズロン村はアリゴテ種指定のAOCに昇格している。 | 
          
           
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            | ヴィオニエ | 
          
           
             
               フランスのコート・デュ・ローヌ地方の小さな小さな銘醸村「コンドリュー」と「シャトー・グリエ」で栽培されている、極めて香り高い品種。 
               杏や白い花、トロピカルフルーツなどを思わせるフレッシュな香りが、ほとんど圧倒的なまでの密度で立ち昇る。酸味は穏やかで、味わいにも厚みがあるが、新鮮なうちは、決して重く感じることはなく、そのみずみずしい味わいは実に心地よい。 
               収穫の翌年が最もおいしく、長く寝かすと、梅酒のような香りに変化してしまう。 
               そのため、日本では、一番おいしい時期に飲むことはめったに出来ない。現地を訪れたら、ぜひともお試しいただきたい美味である。 
               ただし、シャトー・グリエ(とコンドリューの中でも特殊なロベール・ニエロに代表される一部の醸造元)では、熟成した梅酒香を好むようで、わざわざ樽に寝かせてヒネ香を出してから瓶詰めしている。 
               近年では、この村以外のローヌ地方やラングドック・ルーション、あるいはアメリカなどでも栽培が始まっているが、元祖ほどの香り高さはなかなか出ないのが現状である。 | 
          
           
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