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オーナー夫妻と共に
(中央が押永さん) |
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味もボリュームも満点
『サーモンばくだん』 |
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チャリズ・シーフードは
シーフードの宝庫 |
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ペリカンも
新鮮なシーフードに大喜び |
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マンゴーは抜群に美味しい!
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右がオーストラリアサイズ、
左が日本サイズ |
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2004年12月、私はオーストラリア
クイーンズランド州にあるゴールドコーストという街へ移り住みました。ゴールドコーストの中心街である“サーファーズパラダイス”は、ホテルやモーテルなどの宿泊施設やおしゃれなカフェ、ショップが数多くあり、世界中から観光客が集まる地域です。ナイトクラブやバーなどが充実しているため、昼夜を問わず街中は活気に溢れています。また、ゴールドコーストは毎年10月にはINDY300(アメリカのカーレース)が開催されることでも知られています。
現在、私は“サーファーズパラダイス”の中心から車で西に15分、“ノビービーチ”にある『Bistro
Cheers』(ビストロ チアーズ)という店で働いています。ファミリー向けの創作ジャパニーズレストランです。2005年9月にオープンしたばかりの新しい店ですが、地元オージーや現地在住の日本人の方々に人気で、毎日店内は賑わっています。オーナー夫婦は気策でお客様をいつも温かく迎えています。料理の味と共にオーナー夫婦の人柄も人気の理由です。
『チアーズ』の人気メニューは、<サーモンばくだん>という直径15センチくらいの大きなセルクル寿司です。脂の乗ったタスマニアサーモンをふんだんに用いたこのメニューはとても迫力があります(写真参照)。料理に関しては味もボリュームも追求するオージーにたいへん喜ばれる一品です。
ところで、オーストラリアのレストランには、BYO(Bring
your own)という興味深い制度があります。自分が飲むお酒をレストランへ持ち込めるというシステムです。全てのお店がBYOを適用しているわけではありませんが、ワインだけBYOというお店が多いです。ワインは人それぞれ好みがありますからね!
次に紹介するのは、“Labrador”(ラブラドール)という所にある『CHARIS
SEAFOOD』(チャリズ・シーフード)。オーストラリア全土から集められた新鮮なシーフードがズラリと揃うゴールドコースト随一を誇るマーケットです。活けロブスターやクイーンズランド州名物のマッドクラブ、刺身用サーモン、マグロなど様々なシーフードが入手可能です。
こちらのマーケットは、その場で揚げてくれるフィッシュ&チップスとビーチに面したロケーションが地元市民の間で評判です。また別名“ペリカンビーチ”ともいわれています。売れ残りの魚の身やアラなどを餌付けしているため、毎日定時になると沢山のペリカンが集まってくるので観光スポットとしても有名です。
最後に紹介するのが、我が家が週に1回野菜の買出しに行く“Mermaid Waters”(マーメイド ウォーター)にある『YUENS』
(ヤンズ)という卸売り店。全て自家農場で栽培されているので、いつでも新鮮な野菜や果物を買うことができます。品数が多く、しかも値段はリーズナブルなので、私が働いている『チアーズ』も、野菜の仕入れはこちらのお店を利用しています。オーストラリアのスーパーではあまり売られていない、えのき茸やオクラなどもあり、日本料理店にはたいへん貴重なお店です。12月にもなるとフルーツがおいしい季節となり(南半球にあるため日本とは季節が逆になります)、マンゴーやパパイヤ、パイナップルなどの南国フルーツがずらりと並びます。特にマンゴーは実が大きく、しかも甘くてジューシーで驚くほどおいしい!
マンゴーだけではなく、オーストラリアの野菜や果物は、日本のものに比べるととても大きいです。マッシュルームの写真を撮ってみたのですが、大きい方がオーストラリアサイズで、小さい方が日本サイズです。(ね、大きいでしょ!?)
でも、苺だけは日本産のものが恋しいです。なぜならば、こちらの苺は酸味が強く、甘みが少ないのです。あぁ、日本産の甘い苺が食べたい!
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