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バンコク市内のビアガーデンは
連日満員。
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おつまみは充実。
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3リットルの生ビールサーバー。
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屋外で飲む生ビールが
格別にうまい!
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タイもビールの種類は豊富。 |
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地理的には熱帯に位置しているタイではあるが、3つの季節が存在する。ある欧米人が「それは‘Hot(暑い)’、‘Hotter(いつもより暑い)’、‘Hottest(とてつもなく暑い)’だ!」とユーモラスに言った事があるそうだが、満更外れてもいない。冗談はさておき、正確には<暑季(4〜6月)>、<雨季(6月〜11月)>、<乾季(12月〜3月)>の3つの季節を指す。
1月のタイは<乾季>にあたる。この時期は全く雨(スコール)が降らず、乾燥した日々が3ヶ月以上続く。日中の平均気温は25℃前後とかなり過ごしやすく、タイ旅行のベストシーズンと言えるだろう(ちなみに、暑季は40℃近く、雨季でも30℃を超える日が毎日続く…)。陽が落ちると20℃近くまで気温は下がり、“マフラー”や“ニットの帽子”を身に付けて歩くお洒落な(?)
タイの若者を街中でちらほらと見かける(乾季といえど、さすがにマフラーを巻けば相当暑いはずだが・・・。このマイペンライ根性には「アッパレ!!」)。
乾季のタイの風物詩というと、なんといっても夜になると街中に突如として出現する巨大屋外ビアガーデンであろう。私たち日本人は、年末年始の季節に「屋外でビール!」と言われてもあまり実感はないかもしれないが、タイでは当たり前の光景である。なぜならば、この時期は雨が降る心配が全くない上に、外にいても暑くない。タイでは正に今が“ビアガーデンの季節到来!!”なのである。
12月以降、私も職場のタイ人と共に、職場近くにあるビアガーデンへ足繁く通っている(タイでは、この時期に屋外で飲むビールは格別に美味い!!!)。場内はいつも大盛況である。どこのテーブルにも3リットルの生ビールサーバー(450バーツ≒1,300円)が置かれ、もの凄い勢いで生ビールが売れている。この国のアルコール消費量が多いのがうなずける光景である。
ところで、タイで飲めるビールの銘柄にはどのようなものがあるのか?
タイのビール市場は日本と同様に競争が非常に激しく、ローカルビールである“SINGHA(シンハ)”、“Chang(チャーン)”、“LEO(リオ)”等に加え、外国産銘柄のビールも幅広く出荷されていて多大な人気を集めている。主な銘柄としては、欧州の“ハイネケン”や“クロスター”、シンガポールなどでよく飲まれている“タイガー”、そして日本の“アサヒ”等。以前は、「バドワイザー」や「ミットヴァイダー」などのビールも売られていたが、タイではあまり受け入れられなかったようで、今では街中から殆ど姿を消してしまった。近々、日本の“キリン”もタイへ進出するという話もあり、タイのビール市場はまだまだ銘柄同士の群雄割拠が続きそうである。
ビールメーカーの関係者各位が販売シェアの拡大に奔走する中で、タイ人たちはそんなことは“マイペンライ”とでも言わんばかりに毎日大酒を喰らっている。なんとも愉快である。
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