|
|
2005年11月22日、愛媛県松山市内のヨンデンプラザ松山 クッキングスタジオにて、コンピトゥム愛媛県支部講習会が開催されました。
当日は、平日の午後2時過ぎという時間にもかかわらず、岡田三朗愛媛支部会長(レストラン『ル・トワ・ルージュ』オーナー・シェフ)近藤一樹先生(辻調グループ校日本料理教授)を始めとして34名の参加がありました。県内の飲食業界を盛り上げようとする愛媛県支部の地道な活動もようやく根付いてきたように思われます。
|
|
テーマを“料理の基本に立ち返る”とした今回の講習会には講師としてイタリア料理『ロマーナ』のオーナー・シェフ坂上
好乙氏(調理13期生)と『赤坂四川飯店 松山店』店長の西尾 正氏(調理17期生)をお招きしました。坂上氏には“オリーブオイルの魅力を探る”をコンセプトにして、<ヴォンゴレ・ビアンコ>と<アスパラガスとズッキーニとペンネのカルボナーラ>を制作していただき、西尾氏には“2種類の豆板醤を使って、四川料理の味の原点を探る”をコンセプトとして<陳麻婆豆腐>と<海老のチリソース煮>を制作していただきました。いずれもベーシックな料理でありますが、一つ一つの調理スキルを確実に把握し、実践することで、インパクトのある料理に仕上がることをこの講習を通じて見せていただきました。
|
|
|
コンピトゥムとしては、このような講習会をできるだけ多く開催し、多くの卒業生の皆様に参加していただき、普段接点のない業界の方々との間で交流が生まれ、情報交換を行い、それぞれが相互刺激していただければと考えております。こうした活動を日本各地に広げていくことによって、辻調グループ校の卒業生が率先して飲食業界を盛り上げていければとも考えております。その実現のためには、コンピトゥムはできる限りの助力を惜しまない所存です。
すでに地元でこうした活動を起こしている団体、もしくはこれから活動を起こそうと検討している団体がございましたら、ぜひコンピトゥム事務局までご連絡ください。
|
|
西尾 正 (調理17期生)
赤坂四川飯店 松山店 店長
1977年4月、広島『赤坂四川飯店』に入社し、25年間勤務。
広島店の店長を経て、松山店の店長に就任。現在に至る。
|
|
|
|
坂上 好乙 (調理13期生)
イタリア料理 ロマーナ
オーナーシェフ
卒業後、大阪のイタリア料理の老舗『ヂヂ』を経て、1980年に現店をオープン。
1998年にはセカンド店『イルピアーノ』をオープン。
|
|