西原氏は岡山郊外の兼業農家の生まれ。、ケーキといえばバタークリームにアラザンが飾られた、年に1度のクリスマスケーキがご馳走だった時代です。 もともと人と接することが好きで、ホテルのボーイとして勤務の後、作ることを学びたくて辻調理師専門学校に入学、その後憧れていたお菓子づくりの世界へ入られました。 一番の転機はフランスでのアラン・シャペル氏との出会い。「料理とはルセットを超えるものである!」という料理哲学を教えられたそうです。 シャペル氏の「カッセ・ラ・テット・キンゾー!(頭をやわらかく)」という言葉が耳に残っていますと、西原氏の、キュイジニエ(料理人)的なアドリブ、固定観念にとらわれない発想の原点が明かされました。