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日経レストラン「第12回 メニューグランプリ」 辻調グループ校卒業生“グランプリ”、“準グランプリ”を受賞!
 
第14回日経レストランメニューグランプリの決勝戦が、3月13日(木)に東京ビック サイトで行われ、辻調グループ校の卒業生である「フレンチレストラン ドゥアッシュ」(大阪市中央区)の中田貴紀氏(辻製菓専門学校9期生)がグランプリに輝きました。
 

 
<決勝戦レポート>
会場は熱気に包まれていました。
決勝に残った8名の料理・デザートが次々と製作・試食され、いよいよ試食審査。
審査員は以下の7名。
ハチアンドエス・熊谷喜八氏、菊乃井・村田吉弘氏、「トゥーランドット游仙境」・ 脇屋友詞氏、「モンサンクレール」・辻口博啓氏、女優・水野真紀氏、日経レストラ ン編集長・遠山敏之と本校日本料理主任教授・畑 耕一郎。
審査員の方たちからは厳しい講評も飛び出していました。

まず発表された優秀賞。
料理部門は、「アジアンダイニングカフェ」(東京都新宿区)オーナーシェフ、豊島 重義さんの「東京軍鶏肉のレモングラスマリネード ぶなの温薫仕立て」。
アジア料理らしい燻製の香り付けで鶏肉のおいしさを引き立たせていました。
そして、優秀賞のデザート部門は、「restaurant Ryu(レストラン・リュー)」(三重県明和町)シェフパティシエール、小久保恵梨花さんの「和カロン」。
この作品は、審査員からも大絶賛、抜群の完成度で、グランプリ作品と拮抗していたようです。
そして、いよいよグランプリ。
熊谷喜八さんから、中田貴紀シェフ(「フレンチレストラン ドゥ アッシュ」(大阪市中央区)料理長)の名前がコールされました!その瞬間、中田さんはホッとした笑顔を見せました。
そして会場に姿を見せていたオーナーがガッツポーズ。中田さんは、5度目の挑戦でついにグランプリ獲得でした。
司会者から感想を求められると・・・「"感謝"という言葉しか浮かんできません・・・」と、言葉少なに語ったのだが、後でご本人によると、「コメント考えてなかったんで(笑)」とのこと。
賞金100万円の使い道は、「貯金します」と即答。
「現時点の夢は、今の店を日本一にすること」と語っていたが、その先をすでに見据えている中田さんの視線を感じることができました。
 
中田貴紀氏インタビュー

グランプリに輝いた中田貴紀シェフに色々お話を聞きました。

グランプリを受賞した中田貴紀氏  
 
『第10回から毎年5年間応募し続けました。まず何故日経グランプリに応募をしたかというと、書類審査で残ったり、最終に残ると店の名前が出る。一切宣伝広告という行為をしない「2H(ドゥ・アッシュ)」ではすごい宣伝効果になると考えたからです。

ただ何回応募しても書類審査で落ちてしまうので、毎年のグランプリに輝いた作品を研究するようになりました。

それで自分なりに気づいたことは、書類審査では、レシピを見る審査委員により分かりやすいことがポイントだということ、また2次審査では自分以外の人が作り、それを試食審査されるので、大切なことは、レシピが複雑でない、シンプルで作業が簡単であること。これはある意味で誰が作っても出来るという事です。そして当然テーマに合った内容で美味しいこと。

  フレンチレストラン ドゥ アッシュ
   
過去は応募のための作品を考案して試作をして応募をしていました。ところが今回は忙しく時間がなかったこともあって、店で実際に出している既存メニューで応募をしましたが、それが逆に良かったようです。
店のメニューにあるということは仕込み自体あまり時間もかからず、売れていると言うことは美味しい事の証明だからで、きっと辻調で再現されたものも自分が作ったものとほぼ同じであったのだと思います。

運よく最終まで残り東京ビッ クサイトで料理を作りましたが、自信はありましたし、緊張はしませんでした。
会場の設備が初めてのものであっても、普段通りの仕込をし梱包をして、搬入していましたし、30分の制限時間内でトラブルなく盛り付けられるような準備が出来たので、本当に余裕を持って調理することが出来ました。

決勝戦は4つのブースに分かれて10分おきのスタート、今回調子がよかったし、自信もあったので、出来れば1番はじめに作りたかったのですが2番目のスタートでした。
ただ最初にスタートした田子吉伸 さんは少し緊張されていたようでした。

試食審査では、審査員の方たちから厳しいコメントもでていましたが、自分の「スッポンのハンバーグ」は殆ど辛口のコメントはなく、逆に褒めていただいたりしたので、やった、いけると思いました。

  フレンチレストラン ドゥ アッシュ
   
実は一番緊張し、頭が真っ白になったのは、グランプリで名前を呼ばれたときでした。リハーサルで全員にグランプリをとった時のコメントを考えておくようにと説明があり、色々考えていたのですが、すべて真っ白になってしまい、結局感謝の言葉しか出ませんでした。

今回グランプリを手にしたことで、当初の目的の店の宣伝に大きく貢献できたことはとても嬉しく、誇りに思っています。次回も挑戦するかはまだ決めていません。』
 

第2次審査通過後の電話インタビューはコチラ

 

  フレンチレストラン ドゥ アッシュ
中田貴紀シェフがグランプリを手に出来たのは、お店のスタッフの応援があったからで、特に支配人の坂口研二さんは、同じ辻調グループ校の先輩でもあります。坂口さんはコンピトゥムでも大阪、東京でフラワーアレンジメントの講習会を行っていただいているフラワーアレンジメント講師です。
(講習の様子はこちら)

http://compi.exblog.jp/6144665/
 
グランプリを受賞した中田貴紀氏  
中田シェフが勤務する「ドゥ アッシュ」店内はお花で溢れています。きれいなお花に囲まれて中田シェフの色々なお料理を食べたいものです。シェフのポリシーは、シンプル&ストレート、ソースを多用しないとのこと。
よく寿司屋は毎日でも通えると言いますが、週3回は行きたくなるフレンチを目指しているそうです。
 
下記の日経BP社「日経レストランオンライン」サイトにも情報がアップされています。
http://nr.nikkeibp.co.jp/topics/20080313/

また「ユウキ四川賞」を獲得した、広島県福山市の「ビストロ ブール ブラン」藤谷 エイジさんに密着、大会前・当日・決選直後の動画レポートが公開されています。
http://bptv.nikkeibp.co.jp/article/080319/080319128.html
 
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