辻調グループ校　コンピトゥム　Compitum

Les Souvenirs d’un voyage 2009 Par Compitum パリのマルシェ（市場）とビストロ巡り

　パリでも最大規模の初心者でも楽しめるマルシェ。八百屋、魚屋、パン屋、花屋、肉屋、臓物屋、チーズ屋など約250店のお店が建ち並びます。自家製の食品が多いパン、キッシュ、パテやローストチキンなどその場で食べられるものもたくさんあります。この季節は生牡蠣もあります。

　市は毎週木曜日と日曜日に開催されます。


果物のお店にマンダリン（日本のみかんと同じです）	シーフード	お花


中に少し赤身が入ったオレンジ	石窯で焼いたパン	牛肉屋（フランスでは豚肉は別のお店です）


ちょっと試食	思わず買ってしまいました	どれにしようか迷うパン屋さん


生牡蠣のシーズンです	バスティーユ広場に面して市場はあります	パリで大人気《ベリブ》貸し自転車


こんなに種類があるものなのだ	通りの中央に約1キロにわたってお店が出ます

13 rue 20 rue Rosenwald 75015 Paris
TEL : 01 42 50 02 50
Mtro : Plaisance

メニューは全て黒板

1リットルのカラフ

　15区ジョルジュ・ブラッサンス公園の周辺に、レストランが次々とオープンしています。このネオビストロは2007年5月にオープン。オーナーシェフはブノワ・ゴーティエ27歳。

　「オ　トゥール　ガスコン」、「グラン・ヴェフール」、現代ビストロの代表「ル・トロケ」でセカンドを3年していました。ワインは樽出しでカラフのみという気軽さが評判の店です。バスク産の豚や仔牛などの食材を徹底的に追及しています。


目玉焼きトリュッフ添え		バスクのソーシッソン


オングレ（牛ハラミ）のステーキ		エクレア（ヴァニラとチョコレート）


変わりモンブラン		洋梨のタルト

10 rue Saint Julien le Pauvre 75005 Paris
TEL : 01 46 33 98 80
Metro : Saint Michel（4、10番線）
土昼、日、月　休

　パリにこんなレストランがあるとは知りませんでした。メトロのサン･ミッシェルからすぐで、セーヌのサンルイ島にかかるトゥールネル橋(仏 : Pont de la Tournelle)のたもとの広場に面してあります。席数30席くらい、好みの分かれるところではありますが、一番興味深いレストランはここかもしれません。内装はモダンで繊細なトーン、しかし臓物系の料理が並んでいます。

　日本では危険部位として扱われている骨髄、脳みそ…牛の舌ではなく仔羊の舌・・・など。臓物以外のメニューもありますが限られます。日替わりのメニューもあります。メニューは27ユーロで、前菜・メイン・チーズまたはデザート、料理によっては追加金を払うシステムです。

通り過ぎてしまいそうな店構えです


内臓専門店らしからぬ内装		牛骨髄の半割りロースト

208 rue de la croix-Nivert 75015 Paris
TEL : 01-45-57-73-20
Metro : Boucicaut

一目でビストロと分かる

典型的なフランスのビストロの店内です

フランスの巨匠達の料理本が

　パリ15区といえば、新進気鋭のシェフがこぞってビストロをオープンする場所。
2008年「パリの最優秀ビストロ」に選ばれた１件がここJADISです。
「ミッシェル・ブラス」、「ル・プレ・カトラン」、「ピエール・ガニェール」で修行したGuillaume Delage（ギヨーム・ドゥラゲ）氏がシェフ。

前菜８ユーロ、メイン17ユーロ、デセール８ユーロ、いま流行のネオビストロの価格帯と同じです。

「高級家庭料理」とでも言えばイメージが掴みやすいでしょうか。盛り付けの美しさを意識したものではありませんが、味は確かで「美味しい」と思わず口に出してしまうほどです。デザートも手作り感のあるトラディショネルなものばかり。今でもこんなデザートが食べることが出来るのに嬉しくなってしまいます。　店の雰囲気もよく、気の合う仲間と３～４人で行くにはちょうどいい店でしょう。
		牛ほほ肉の煮込み


ルリジューズ		まだパリに存在することに感心したレモンパイ

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